5領域をねらいとした支援プログラム

 

心身の健康や生活に関する領域
『健康・生活』

  • 健康状態の維持・改善
  • 生活リズムや生活習慣の形成
  • 基本的生活スキルの獲得


~支援プログラム~
・ひとりひとりに合わせたミネラル食育アドバイス

・レッスンの流れを視覚化。イラスト、文字などを使い、見通しを持って自分で理解し
 行動できる力の形成

・お箸トレーニング、ボタンはめなど、生活に必要な身辺自立の獲得

・泥遊び、自然遊びを通して、感覚統合やアーシングを行い、免疫力の向上

・家庭環境のアドバイス

 

 

運動や感覚に関する領域
『運動・感覚』

  • 姿勢と運動・動作の向上
  • 姿勢と運動・動作の補助的手段の活用
  • 認知の発達と行動の習得

 
 ~支援プログラム~

・サーキット遊び・バランスマットなどで体幹の強化

・ビジョントレーニングにより、眼の機能向上

・コーディネーショントレーニングによる身体の使い方を学ぶ運動

・原始反射の統合、感覚統合(触覚・平衡感覚・固有感覚)による運動やエクササイズ

・斎藤公子メソッドのさくら・さくらんぼリズム遊びで、幼児期に習得したい脳の発達を促す土台作り

・畑での泥遊び、感覚統合遊びにより、感覚のアンバランスさの軽減

・雑巾がけ、棒つかまりなど第二の脳と言われる足指・手指を刺激する運動の導入

 

 

認知と行動に関する領域 
『認知・行動』

  • 認知の発達と行動の習得
  • 空間・時間、数等の概念形成の習得
  • 対象や外部環境の適切な認知と適切な行動の習得

~支援プログラム~

・認知行動療法により、認知の偏りの軽減、情報を適切に処理する力の向上

・右脳教材を使用し、基礎概念の学習

・前向きな言葉かけで自信をもって挑戦できる心の土台づくり

・気持ちのラベリング支援により、感情の言語化・客観視により、自分を認め、自分自身の感情と
 向き合える心の育成

・五感を刺激する感覚統合遊び等により、感覚を活用した必要な情報の収集・認知機能の発達の促進

 

言語の獲得に関する領域
『言語・コミュニケーション』

  • 言語の形成と活用
  • 言語の受容及び表出
  • コミュニケーションの基礎的能力の向上
  • コミュニケーション手段の洗濯と活用空間・時間、数等の概念形成の習得

支援プログラム~

・言語聴覚士によるアセスメントや自宅で取り組めるアドバイス

・具体的な物事、体験と言葉の意味を結びつけ、自発的な発声を促す支援

・気持ちをが受け止め言語化し、自分の感情と言葉が一致する働きかけ

・お友達とのやり取りの中で、伝え方・伝わり方の学びや気づき

・絵本や歌など楽しみながら語彙を増やす

・右脳教育やあたたかな声かけにより豊かな心を育み、相手の気持ちを思いやる力の形成

 

人との関わりに関する領域
『人間関係・社会性』

  • 他者との関わり(人間関係)の形成
  • 自己の理解と行動の調整
  • 仲間づくりと集団への参加

~支援プログラム~
・認知感情行動療法による認知の偏りを改善、前向きな思考、自己理解を深めるワーク

・愛着障害に対するアセスメント、心の絆を深める関わり、安心安全な場所の提供

・子どもの関わり方を統一、担当指導員との信頼関係を築くことにより安心した愛着の形成

・ありのままの姿を認め、人と関わる心地よさを感じられる

・相手の気持ちに気づき始めたときには、相手が喜ぶ行動や言葉がけを一緒に考えられる場の設定

・ルールのある遊びの中で、理解を深め遊びを楽しむ

・集団参加を目指した小集団での活動